農業高校への入学おめでとうございます。 家の近くにある20万坪の農業高校に入学する日だった。シヨンは先のことを全く知らず、恥ずかしそうに笑った。農業高校に入学したからといって、みんなの未来が暗いわけではないと聞いていた。 どうせ両親も農業をしているので、農業高校に来たことがそんなに災厄のように感じられなかった。 女の子がトラクターを学び、コンバインを学び、田植え機を学ぶ機会はあまりなかった。20万坪の田畑や果樹園で汗を流しながら農業の実務をしっかりと学べると思うと、なんだか誇りも湧いてきた。 そして5年が経った。シヨンは大学入試の国語・英語・数学の成績が778の答えのない三浪生になり、ソウルのあるアパートに引っ越しの荷物を運んでいた。 農業が得意で体も丈夫な農業高校出身のカン・シヨンは、こうしてノー回答の三浪生の人生に突入した。その中で、ソウル大学出身のプロ家庭教師イ・シンファから大学入試の家庭教師を受けることになる。これが人生崩壊の始まりになるとも知らずに。