両親が亡くなり、奨学金を逃さないために努力するウンヘスは、毎日チューブのような生活をしながらも、自分のエネルギーを失わない。そんなウンヘスを高校時代から片思いしていたユジュヨンが同じ学校に入学し、告白の時を待ちながら夢を膨らませている間に、ウンヘスのそばにヒョンソヨンという人物が現れる。\nウンヘスと同じ学科、同じ学年のヒョンソヨンは、天賦の才能でデビューし大学にも入学したが、人や勉強がすべて面白くないという理由で学士警告を受け、すぐに休学してしまうなど、奇想天外なことをして周囲からの視線と驚嘆を同時に受ける。今学期は静かに学校に通えると思っていた初日の講義室で、ヒョンソヨンに雨に打たれながらも笑顔で入ってくるウンヘスが目に留まった。傘があるにもかかわらず傘をささずに雨に打たれたウンヘスの明るい姿を特異に思ったヒョンソヨンは、ウンヘスに自分なりの方法で近づいていく。\n奨学金と勉強以外には何にも興味がないウンヘスだけを見つめる二人。\nそれぞれの方法で近づきながら、お互いの気持ちを知っていく三人の結末は？