「はぁ……どうしてこんなに柔らかくて大きいんですか？」 薫子は虹乃原学園の三年生。百合文芸部の部長をしている。 学校へ行く途中の土手で知り合った女の子、莉緒はいつもマイペースで、薫子は年上だというのに翻弄されっぱなし。 「薫子さんの胸に顔を埋めたいです」 突然、莉緒からそんなふうに迫られた薫子は大混乱。 『友達』ではなく『恋人』になりたいのだと言う莉緒。恋や愛がよくわからない薫子だが、莉緒から熱烈なアプローチを受けるにつれ気持ちが変化していって――？ 女の子たちの揺れ動く心と官能的な愛をじっくりと描いた『蜜百合ノベルズ』。読了時間は目安ですが約180分です。男性はまったく登場しないことが多いです。もし出てきたとしてもほとんど絡みません。 ガールズラブ官能小説作家『水無月はな』がお届けいたします！