人類と悪魔の攻防が長期に渡り、人類は窮地に陥っていた。 主人公マハは最前線で戦う強力な錬金術師であるが、ある日彼女の母親であり技術者でもあるディリアが、錬金術を使用した「ホムンクルス」の錬成に成功したと告げる。 ディリアによれば、ホムンクルスが戦闘に立つことで、これ以上犠牲を出さずに、悪魔を討伐できるらしい。 沸き立つ隊員たちを尻目に、マハは自分の戦士としての存在意義を揺らがされ思い悩む。 『戦うことさえ期待されなくなったら……私は一体どうすればいいの……』 ――これは、「生まれて来たくなかった」を打破する物語。