──私の自慢の『妹』です。 エイリスは改めて『姉妹』という存在について考えを広げる。 妹を取る。 それは一つの選択肢としてずっと宙ぶらりんになっていたこと。 考えなかったわけではない、向き合わなかったわけではない。 でも、避けてきた。 自分の選択を見据えたエイリスは、 ある決断を下す── 青騎士が贈る、己の信条(ドグマ)を貫き、絆尊ぶ異世界転生ファンタジー第7巻。