水上藍と暁ひなた、二人の少女が愛した女性・雛森翠が謎の自殺を遂げた。 藍とひなたの二人はその以来、空っぽの心で身体を重ねる日々を続ける。 いくら身体を繋いでも満たされない、あの人の代わりにはならない…。 雨が降り続く冷たい夜、二人は手を繋ぎ翠の後を追いかけるように踏み切りに立つ。 警報機がけたたましく鳴り死を覚悟する二人の前に、翠と瓜二つな女性が現れる…! 大切な女性の死・・・、そこから運命の歯車が回りだす!