彼女は向き合う、彼に、そして自分自身に。 「ユキはずるい」。 放たれたあかりの言葉は、 ユキがかつて心の奥にしまい込んだ 凜太郎への想いに火をつけた──。 三人の想いが、深く、深く、折り重なっていく……。 ”「恋に迷走する女のコの心」をテーマに描く勇気が自分にはない。この作者は心のヒダの迷路にハマるのが怖くないのか。私にとってはこれは新しいジャンルのマンガだ!”一色まこと氏(『ピアノの森』『花田少年史』)も感嘆の最新刊。